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松前町 松前神社 本祭 2012

昨日は、かがり火コンサートでした。と同時に、松前神社の宵宮祭でもありました。
身体は1つしかないので、今日の本祭を取材ということにして松前町に向かいました。
宵宮祭ではかがり火での松前神楽披露も行われているということは、風の噂で聞いておりましたが、この日も集中している日であり、江差町の姥神大神宮の宵宮祭でもあるのです。何所に行こうかと悩むタネでもあります。

松前町 松前神社 2012
松前神社

さて、粛々と祭礼が行われて、鎮釜湯立式が行われます。
この湯立神事も松前神楽の中三十三座の中の十二座は、鎮釜湯立式であります。

鎮釜湯立式とは、鎮火祭という火を鎮める神事であります。釜でお湯を焚きホムスビノ神とミズハノメノ神をお祭りし、火(霊)を祓い清め、釜に向かい神歌を奏で鎮釜・鎮火を行います。また、湯笹で四方を拝し祓い清め除災招福を修します。また、この笹湯は祓われて外症状を治し、飲んで内症状を良くすると言われています。

松前町 松前神社 鎮釜湯立式 2012
鎮釜湯立式

松前町 松前神社 笹湯
笹湯


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神楽舞は、榊舞(さかきまい)、神遊舞(かんあそびまい)、三番叟(さんばそう)、翁舞(おきなまい)、十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい・ごほう)の五座が行われました。

幣帛舞(みてくらまい)、榊舞(さかきまい)、祝詞舞(のりとまい)とも云います。
その神社の宮司が朝夕玉垣内に参進して、神域を祓い清め、神拝して御幣を奉るという、神職の神明奉仕の姿を表した舞いであります。函館と近郊の町で行われる際には、松前神楽奉納となる時、斎主(その神社の宮司)が最初に舞われる舞いであります。

松前町 松前神社 松前神楽 榊舞 2012
榊舞(さかきまい)

神遊舞(かんあそびまい)、天皇遊舞(てんのうあそびまい)とも云います。
二人の武人が弓矢を持ち、四方の悪魔を退散し、正しい心に返す意味の舞で、松前藩の威徳を内外に示し、蝦夷地鎮定、天下泰平を祈願した舞であります。この舞は、松前藩主6代矩広(のりひろ)公の作品だと伝えられています。

松前町 松前神社 松前神楽 神遊舞 2012
神遊舞(かんあそびまい)

三番叟(さんばそう)は、背が低く、顔が黒く、精力絶倫にして健康長寿、正道徳行の翁が、才智多い子孫に恵まれ自身もまた長寿であることを喜び舞う、家門の隆昌、子孫の繁栄を祝福した舞いであります。

松前町 松前神社 松前神楽 三番叟 2012
三番叟(さんばそう)

翁舞(おきなまい)は、面白く背が高く心柔和な老翁が、額にしわがよっても身体堅固で幾星霜を経る間に、身分が高い位に登った姿で、舞中に願意を言葉に表し、息災延命、立身出世を祝って舞う福禄寿の備わった最も目出度い舞いであります。

松前町 松前神社 松前神楽 翁舞 2012
翁舞(おきなまい)

十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい・ごほう)
十二回手が変わるというので、十二の手獅子舞と云われています。一年十二ヶ月を形どり、獅子幕も十二反使用するを本格とするのであると云われています。五方とは、東西南北と正中(真ん中)を祓い固め蝦夷鎮定、国土安穏を祈る様を表しています。

松前町 松前神社 松前神楽 十二の手獅子舞五方 2012
十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい・ごほう)

神社と地域を考えると、神社は地域に大切なコミュニケーションの場です。
北海道の南地域の神社の宵宮祭や本祭に本殿での祭礼や神楽は見る事ができますので、一度生の松前神楽を体感してみてください。

今週末には、姥神大神宮渡御祭が行われます。今年も取材に出かけようと思います。

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テーマ : お祭り&行事
ジャンル : 地域情報

tag : 北海道 神楽 松前神楽 松前町 松前神社

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重なって

 良いものが重なって、迷うところですね。まだまだ、残暑が続きます。
お体に気をつけて。
プロフィール

及川 修

Author:及川 修
松前神楽は、松前藩主自ら祭主となり、藩の城内神事として行われ始めたのは1674年から明治の廃藩置県まで、神職により御城神楽として隔年に行われた大神事であり、その作法は厳格であります。約350年の歴史を持つ北海道道神事芸能で、比較的に開拓して歴史の浅い北海道では珍しい郷土芸能であります。松前藩主が松前神楽を見て、「よくできてそうろう」とおっしゃったことから、「良き候」とブログタイトルに入れ、松前神楽の魅力や北海道の郷土芸能を紹介しております。渡島・桧山地方では近くの神社で奏上されているので、お祭りの際は誰でも見学可能です。

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