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福島町 白符大神宮本祭 荒馬踊り 2011

昨日の宵宮祭から明けて、渡御と本祭が行われました。
福島町白符地区に伝わる「荒馬踊り」も行われるので、一石二鳥の取材であります。

出発前の風景と猿田彦の準備風景です。
出発前の和やかな雰囲気であります。

白符大神宮
本殿にて

白符大神宮 猿田彦
猿田彦の準備

装束を全て着て、本殿から出て門祓いの出発です。高下駄を履く準備をします。
地方によって異なりますが、1本下駄を履く所もあります。最初からこの高下駄を履いて、最後まで行こうとしておりました。

白符大神宮 猿田彦
高下駄を履く猿田彦

門祓いが出発すると、荒馬踊りが神社前で舞いを奉納してから町に出ます。今回は、荒馬と棒振りだけで、ヤセヤセ踊りが出ませんでした。確かにヤセヤセ踊りは、体力がいる踊りかもしれません。

白符大神宮 荒馬踊り
荒馬踊り

白符大神宮 荒馬踊り
荒馬踊り

白符大神宮 荒馬踊り
棒振り

白符大神宮 荒馬踊り
棒振り

ある程度荒馬踊りを見てから、門祓い行列を追っかけていきます。

白符大神宮 門祓い
門祓い 獅子

最後の本殿まで高下駄で通した猿田彦さんは、素晴らしいです。通常は草履に履き替えたり、履いたりを繰り返すのですが、常時高下駄で通すのは猿田彦らしい人であります。

白符大神宮 猿田彦 高下駄
高下駄で本殿まで上がる猿田彦

本祭が行われて、松前神楽が奏上されました。

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鎮釜湯立式も行われ、笹湯もふるまわれました。

鎮釜湯立式とは、鎮火祭という火を鎮める神事であります。釜でお湯を焚きホムスビノ神とミズハノメノ神をお祭りし、火(霊)を祓い清め、釜に向かい神歌を奏で鎮釜・鎮火を行います。また、湯笹で四方を拝し祓い清め除災招福を修します。また、この笹湯は祓われて外症状を治し、飲んで内症状を良くすると言われております。作物・漁獲量の吉凶を占う神事であり、松前神楽三十三座の中に十二座入っている神事であります。

白符大神宮 松前神楽 鎮釜湯立式

白符大神宮 松前神楽 鎮釜湯立式
上2枚 鎮釜湯立式

今回の神楽舞いは、祝詞舞(のりとまい)、荒馬舞(あらうままい)、山神(さんじん)、注連祓舞(しめはらいまい)、十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい・ごほう)が奏上されました。

祝詞舞(のりとまい)、幣帛舞(みてくらまい)、榊舞(さかきまい)とも云います。
その神社の宮司が朝夕玉垣内に参進して、神域を祓い清め、神拝して御幣を奉るという、神職の神明奉仕の姿を表した舞いであります。函館と近郊の町で行われる際には、松前神楽奉納となる時、斎主(その神社の宮司)が最初に舞われる舞いであります。

白符大神宮 松前神楽 祝詞舞
祝詞舞(のりとまい)

荒馬舞(あらうままい)、松前遊(まつまえあそび)、正前遊舞(しょうぜんあそびまい)とも云います。城内神楽の神楽修行の際に、たまたま藩主の機嫌が悪くこれを直さんと考え馬が好きな藩主の為に、馬術の様子を即興的に創り演舞したところ大変喜び、機嫌を直したと云います。

白符大神宮 松前神楽 荒馬舞
荒馬舞(あらうままい)

山神(さんじん)舞は、奥山の榊葉を持ち山神を表し、海鳥のしぐさを真似て山神にご覧になってもらい、おなぐさめ申し上げるというものであります。

白符大神宮 松前神楽 山神
山神(さんじん)舞

注連祓舞(しめはらいまい)、〆引(しめひき)、七五三祓舞(しめはらいまい)とも云います。白扇を四方四隅中央を祓い、真剣を抜き天井に十文字の縄を張った注連縄を切り払い、悪魔退散、国土安穏、千秋万歳を祝して舞われる舞いであります。

白符大神宮 松前神楽 注連祓舞
注連祓舞(しめはらいまい)

十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい・ごほう)
十二回手が変わるというので、十二の手獅子舞と云われています。一年十二ヶ月を形どり、獅子幕も十二反使用するを本格とするのであると云われています。五方とは、東西南北と正中(真ん中)を祓い固め蝦夷鎮定、国土安穏を祈る様を表しています。

白符大神宮 松前神楽 十二の手獅子舞五方

白符大神宮 松前神楽 十二の手獅子舞五方
上2枚 十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい・ごほう)

氏子さんから「よーそろー」の声も上がり、何とも言えない空気感を感じます。あまり文才もないので、表現ができませんがこれは体験して欲しい感じであります。

福島町の神楽は、住民のチカラで支えられているので安心感が感じられます。神楽をする担い手の問題もございますが、心和ませる癒しの神楽を見せてくれます。

新たに購入したストロボにも早く慣れて行きたいですなぁ。


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テーマ : 祭り/イベント
ジャンル : 写真

tag : 北海道 神事 神楽 松前神楽 福島町 白符大神宮 猿田彦

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盛り上がりましたね

 地元の若者達も参加して、盛り上がったようですね。町全体で盛り上げよう気持ちが伝わってくるようです。
松前神楽もしっかりと気持ちをこめて行わたのでしょう。今度、また見に行きたいですね。
プロフィール

及川 修

Author:及川 修
松前神楽は、松前藩主自ら祭主となり、藩の城内神事として行われ始めたのは1674年から明治の廃藩置県まで、神職により御城神楽として隔年に行われた大神事であり、その作法は厳格であります。約350年の歴史を持つ北海道道神事芸能で、比較的に開拓して歴史の浅い北海道では珍しい郷土芸能であります。松前藩主が松前神楽を見て、「よくできてそうろう」とおっしゃったことから、「良き候」とブログタイトルに入れ、松前神楽の魅力や北海道の郷土芸能を紹介しております。渡島・桧山地方では近くの神社で奏上されているので、お祭りの際は誰でも見学可能です。

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