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福島町 福島大神宮 第3回お客様は神様です。神有月かがり火神楽

今年で3回目の「お客様は神様です。神有月かがり火神楽」イベントであります。

コンセプトは、長谷川雅志氏による布のインスタレーションと、タイトルから神様だけに捧げる神楽ということであります。照明は、かがり火と提灯の明かりだけで、勇壮に松前神楽が行われます。今年から、舞楽の解説や合間の会話も無く、粛々と神楽が行われるというスタンスであります。宵宮祭・本祭でも行われない、雰囲気を重視した松前神楽を鑑賞するイベントでありますが、コンセプトが素晴らしいです。

天気は雨という事で、土俵で行われる予定が変更になり、拝殿内で行われました。

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福島大神宮

        
拝殿でも会場になり、布のインスタレーションがこのように掛けられました。今年は、札幌で長谷川氏の個展も拝見させてもらいました。

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拝殿による布のインスタレーション

初回から、撮影をするには困難であります。カメラには暗すぎる照明の中で、ストロボを使用することを2年行って来ましたが、今年はストロボを使用しないで、挑むことにしました。
ストロボ使用は、記録することの大前提でありまして、ここ数年間行って参りました。ここで、実験するのもいいだろうと感じて来ましたので、ノンストロボに挑戦しようと思いました。それでも撮影は困難であります。2年の反省を生かし、今年はレンズ1本で勝負することにしました。
感度を上げて素粒子感を出し、暗さを表現してみました。カット数は多いですが、使えるカットは少ないです。

行われた神楽舞いは、祝詞舞(のりとまい)、福田舞(ふくだまい)、三番叟(さんばそう)、山神(さんじん)、八乙女舞(やおとめまい)、神遊舞(かんあそびまい)、荒馬舞(あらうままい)、十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい・ごほう)の8座が行われました。

祝詞舞(のりとまい)、弊帛舞(みてくらまい)、榊舞(さかきまい)とも云います。
その神社の宮司が朝夕玉垣内に参進して、神域を祓い清め、神拝して御幣を奉るという、神職の神明奉仕の姿を表した舞いであります。函館と近郊の町で行われる際には、松前神楽奉納となる時、斎主(その神社の宮司)が最初に舞われる舞いであります。

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祝詞舞(のりとまい)

福田舞(ふくだまい)、跡祓舞(あとはらいまい)とも云います。跡祓舞(あとはらいまい)は、宵宮祭で獅子舞を行わない神社で、一番最後に行うことから跡祓(あとはらい)とも云います。四方の神々を拝し、祓い清めて干ばつ、暴水、火難の災いを除き、五穀豊穣を祈願する舞いであります。

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福田舞(ふくだまい)

三番叟(さんばそう)は、背が低く、顔が黒く、精力絶倫にして健康長寿、正道徳行の翁が、才智多い子孫に恵まれ自身もまた長寿であることを喜び舞う、家門の隆昌、子孫の繁栄を祝福した舞いであります。

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三番叟(さんばそう)

山神(さんじん)舞は、奥山の榊葉を持ち山神を表し、海鳥のしぐさを真似て山神にご覧になってもらい、おなぐさめ申し上げるというものであります。

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山神(さんじん)

八乙女舞(やおとめまい)は、女性二人が白衣、 緋袴、 千早を着し、 扇を持って舞います。 松前神楽は本来男性の舞で、 この舞は後代にいたって創造されたものと考えられます。

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八乙女舞(やおとめまい)

神遊舞(かんあそびまい)、天皇遊舞(てんのうあそびまい)とも云います。
二人の武人が弓矢を持ち、四方の悪魔を退散し、正しい心に返す意味の舞で、松前藩の威徳を内外に示し、蝦夷地鎮定、天下泰平を祈願した舞であります。この舞は、松前藩主6代矩広(のりひろ)公の作品だと伝えられています。

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上2枚 神遊舞(かんあそびまい)

荒馬舞(あらうままい)、松前遊(まつまえあそび)、正前遊舞(しょうぜんあそびまい)とも云います。城内神楽神楽修行の際に、たまたま藩主の機嫌が悪くこれを直さんと考え馬が好きな藩主の為に、馬術の様子を即興的に創り演舞したところ大変喜び、機嫌を直したと云います。

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荒馬舞(あらうままい)

十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい・ごほう)は、十二回手が変わるというので、十二の手獅子舞と云われています。一年十二ヶ月を形どり、獅子幕も十二反使用するを本格とするのであると云われています。五方とは、東西南北と正中(真ん中)を祓い固め蝦夷鎮定、国土安穏を祈る様を表しています。

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十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい・ごほう)

全ての神楽が終了し、今回のイベントに参加された方々に、特性のお守りが配られました。

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主催者による告知と説明

祝詞舞に撮影のポイントを探していましたので、ブレたまま掲載しました。
撮影は今回適度に思ったものが撮影出来ました。困難であるのは、変わりはありませんが、半分はこちらの機材の問題もあると感じられました。

雰囲気のある松前神楽を鑑賞できるコンセプトで、あたえる感動も大きいと思われます。かがり火の光だけの神楽舞いは、幻想的で神楽本来の魅力に迫ります。松前神楽の魅力を増すこのイベントは、継続してほしいと思います。

     

テーマ : 祭り/イベント
ジャンル : 写真

tag : 北海道 神楽 松前神楽 福島町 神事 福島大神宮 長谷川雅志

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独特の雰囲気が

長谷川氏の作品、ここでも大活躍ですね。札幌の個展を見られてよかったです。このような演出も面白いと思います。
プロフィール

及川 修

Author:及川 修
松前神楽は、松前藩主自ら祭主となり、藩の城内神事として行われ始めたのは1674年から明治の廃藩置県まで、神職により御城神楽として隔年に行われた大神事であり、その作法は厳格であります。約350年の歴史を持つ北海道道神事芸能で、比較的に開拓して歴史の浅い北海道では珍しい郷土芸能であります。松前藩主が松前神楽を見て、「よくできてそうろう」とおっしゃったことから、「良き候」とブログタイトルに入れ、松前神楽の魅力や北海道の郷土芸能を紹介しております。渡島・桧山地方では近くの神社で奏上されているので、お祭りの際は誰でも見学可能です。

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