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厚沢部町富里地区 せたな町松前神楽保存会による神楽奏上

昨日に神社の総代さんから、教えてもらい厚沢部町で思わぬ松前神楽が見られました。
本祭が終わり、神輿が町内を回ります。どのような神輿が町内をまわるのだろうかという好奇心から、終わりがけに訪問させてもらいました。
神輿はちょうど最後に訪れる家ので、撮影させてもらいました。

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上2枚 神輿を担ぐというか持つ

神社前に戻ってきまして、神輿を神社に戻します。鳥居を抜けて来ます。

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上3枚 神輿が神社に戻る

神輿が神社に戻ると、祭りは終了であります。神社の後片付けして直会に入ります。

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上2枚 後片付け


     
どういう訳で厚沢部町富里地区で、せたな町松前神楽保存会の公演なのかと申しますと、この厚沢部町の富里地区に住んでいらっしゃるとある人のお孫さんが、せたな町に住んでいる環境と、せたな町・事比羅神社宮司さんが助勤で厚沢部町にいらっしゃっていて、そのお孫さんは進路の都合上、もう神楽から離れるかもしれないということから、富里生活改善センターで公開されることになったそうです。
せたな町松前神楽保存会は、宮司と中学生4人と会わせて楽人合計5人で行われました。

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神楽の説明をする

行われた神楽舞いは、神楽始(かぐらそめ)、利生舞(りしょうまい)、福田舞(ふくだまい)、神遊舞(かみあそびまい)、荒馬舞(あらうままい)、

神楽始(かぐらそめ)、神楽初とも書きます。
松前神楽に入る前に行われる、楽(笛・太鼓・手拍子)と神歌を神前にて、これから松前神楽奏上することを知らせるプロローグのようなものです。舞いは行いません。

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神楽始(かぐらそめ)

利生舞(りしょうまい)は、神々に初穂を献じ、 鎮魂を祈るため、 烏帽子、 狩衣、 扇、 玉鈴を持ち行われる二人舞いです。二羽散米舞(にわさごまい)の省略した舞いであると云われていまして、主に宵宮祭でしか見ることができない舞いであります。

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利生舞(りしょうまい)

福田舞(ふくだまい)、跡祓舞(あとはらいまい)とも云います。跡祓舞(あとはらいまい)は、宵宮祭で獅子舞を行わない神社で、一番最後に行うことから跡祓(あとはらい)とも云います。四方の神々を拝し、祓い清めて干ばつ、暴水、火難の災いを除き、五穀豊穣を祈願する舞いであります。

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福田舞(ふくだまい)

神遊舞(かみあそびまい)、天皇遊舞(てんのうあそびまい)とも云います。
二人の武人が弓矢を持ち、四方の悪魔を退散し、正しい心に返す意味の舞で、松前藩の威徳を内外に示し、蝦夷地鎮定、天下泰平を祈願した舞であります。この舞は、松前藩主6代矩広(のりひろ)公の作品だと伝えられています。

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神遊舞(かみあそびまい)

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神遊舞(かみあそびまい)

荒馬舞(あらうままい)、松前遊(まつまえあそび)、正前遊舞(しょうぜんあそびまい)とも云います。城内神楽の神楽修行の際に、たまたま藩主の機嫌が悪くこれを直さんと考え馬が好きな藩主の為に、馬術の様子を即興的に創り演舞したところ大変喜び、機嫌を直したと云います。

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荒馬舞(あらうままい)

十二回手が変わるので、十二の手獅子舞と言われる云われています。1年十二ヶ月を形どり、獅子幕も十二反使用するを本格とするのであると云われています。五方とは、東西南北と正中(真ん中)を祓い固め蝦夷鎮定、国土安穏を祈る様を表しています。

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十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい・ごほう)

昨日の宵宮祭の風景では、檜山で行われている松前神楽でありましたが、今回は松前式(福山式)の神楽が見られました。どちらも松前神楽と皆さんご理解されているようで、各舞いが終わると温かい拍手がおくられました。

テーマ : お祭り&行事
ジャンル : 地域情報

tag : 北海道 神事 神楽 松前神楽 厚沢部町富里

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後継者が

また一人、後継者が去ってしまうということでしょうか?残念ですね。頼もしい中学生達ですね。
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及川 修

Author:及川 修
松前神楽は、松前藩主自ら祭主となり、藩の城内神事として行われ始めたのは1674年から明治の廃藩置県まで、神職により御城神楽として隔年に行われた大神事であり、その作法は厳格であります。約350年の歴史を持つ北海道道神事芸能で、比較的に開拓して歴史の浅い北海道では珍しい郷土芸能であります。松前藩主が松前神楽を見て、「よくできてそうろう」とおっしゃったことから、「良き候」とブログタイトルに入れ、松前神楽の魅力や北海道の郷土芸能を紹介しております。渡島・桧山地方では近くの神社で奏上されているので、お祭りの際は誰でも見学可能です。

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