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福島町 月崎神社 本祭 2010

今年も月崎神社を取材させていただきました。

今年は暑く、汗かきな私ですが、汗拭きタオルが足りなくなるくらいに汗をかきますので、替えのタオルがあまり必要としなかった昨今、今年は異常に汗をかきます。北海道でも30℃は平気になりますので、今年は異常に暑いです。

昨年にも記しましたが、月崎神社由緒は、

創立年代不詳。明応元年(1492)村中にて再建する。古くは月ノ崎観音堂とも称され、万治3年(1660)には社殿が整い、文化3年(1806)8月、月ノ崎大明神社と改められた。更に明治12年(1879)月崎神社と改名。寛永元年(1624)1月16日御神託により、当村名アイヌ語の「オリカナイ村(折迦内)」を「福島村」と改村。後に1月16日を改村記念日と定め、毎年祭典が行われるようになった。慶応2年(1866)に社殿改築、以来再三の修復が行われてきたが、再建500年を記念し、平成4年(1992)7月に本格的な神明造の社殿が完成した。
合併により合祀された歴史をもつ御祭神
羽黒神社 木花咲夜姫命 元和9年創祀 馬形神社 大御食都神 寛文2年創祀 昭和18年合祀

※いつもながら、北海道神社庁から引用

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月崎神社

   
  
月崎神社の門祓いは行われず、来月の福島大神宮渡御に行われます。
祭礼が終了し、鎮釜湯立式に入ります。
鎮釜湯立式とは、鎮火祭という火を鎮める神事である。釜でお湯を焚きホムスビノ神とミズハノメノ神をお祭りし、火(霊)を祓い清め、釜に向かい神歌を奏で鎮釜・鎮火を行う。また、湯笹で四方を拝し祓い清め除災招福を修する。また、この笹湯は祓われて外症状を治し、飲んで内症状を良くすると言われております。作物・漁獲量の吉凶を占う神事であり、松前神楽三十三座の中に十二座入っている神事である。

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鎮釜湯立式・釜清め

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鎮釜湯立式・祝詞

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鎮釜湯立式・湯立

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鎮釜湯立式・湯上

笹湯は、笹を入れた釜の湯に御神酒を入れて氏子、参拝者等にふるまわれます。

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笹湯をいただく

今回行われた神楽舞いは、弊帛舞(みてくらまい)、鈴上げ(すずあげ)、福田舞(ふくだまい)、三番叟(さんばそう)、山神(さんじん)、八乙女舞(やおとめまい)、注連祓舞(しめはらいまい)、十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい・ごほう)の8座が行われました。
山神(さんじん)を舞った方は、以前荒馬舞(あらうままい)を撮影し、見ていてもいい舞いだなぁと思わせてくれた方でありまして、近年病状が良くなり、今回しばらくぶりに舞われました。

弊帛舞(みてくらまい)、榊舞(さかきまい)、祝詞舞(のりとまい)とも云います。
その神社の宮司が朝夕玉垣内に参進して、神域を祓い清め、神拝して御幣を奉るという、神職の神明奉仕の姿を表した舞いであります。函館と近郊の町で行われる際には、松前神楽奉納となる時、斎主(その神社の宮司)が最初に舞われる舞いであります。

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弊帛舞(みてくらまい)

鈴上げ(すずあげ)、神子舞(みこまい)、乙女舞(おとめまい)とも云います。
天女の天降るさまを舞う神子(みこ)の祝福の舞いであります。

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鈴上げ(すずあげ)

福田舞(ふくだまい)、跡祓舞(あとはらいまい)とも云います。跡祓舞(あとはらいまい)は、宵宮祭で獅子舞を行わない神社で、一番最後に行うことから跡祓(あとはらい)とも云います。四方の神々を拝し、祓い清めて干ばつ、暴水、火難の災いを除き、五穀豊穣を祈願する舞いであります。

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福田舞(ふくだまい)

三番叟(さんばそう)は、背が低く、顔が黒く、精力絶倫にして健康長寿、正道徳行の翁が、才智多い子孫に恵まれ自身もまた長寿であることを喜び舞う、家門の隆昌、子孫の繁栄を祝福した舞いであります。

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三番叟(さんばそう)

山神(さんじん)舞は、奥山の榊葉を持ち山神を表し、海鳥のしぐさを真似て山神にご覧になってもらい、おなぐさめ申し上げるというものであります。

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山神(さんじん)

八乙女舞(やおとめまい)は、女性二人が白衣、 緋袴、 千早を着し、 扇を持って舞います。 松前神楽は本来男性の舞で、 この舞は後代にいたって創造されたものと考えられます。

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八乙女舞(やおとめまい)

注連祓舞(しめはらいまい)、〆引(しめひき)、七五三祓舞(しめはらいまい)とも云います。白扇を四方四隅中央を祓い、真剣を抜き天井に十文字の縄を張った注連縄を切り払い、悪魔退散、国土安穏、千秋万歳を祝して舞われる舞いであります。

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注連祓舞(しめはらいまい)

十二回手が変わるので、十二の手獅子舞と言われる云われています。1年十二ヶ月を形どり、獅子幕も十二反使用するを本格とするのであると云われています。五方とは、東西南北と正中(真ん中)を祓い固め蝦夷鎮定、国土安穏を祈る様を表しています。

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十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい・ごほう)

神楽が終わり、恵美須加持(えびすかじ)が行われました。7回くらい引き、この年の豊漁を占います。
ちなみにくじには、日付だけ書かれたのと、この地で採れる魚の名前だけ書いたくじであります。他の方で聞くと以外と当るようで、このくじを漁師の方は気になるくじだそうです。

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恵美須加持(えびすかじ)

昨年は座数も少なかったので、期待はしていませんでしたが、予想外に8座も行われて少々驚きました。
来月は、福島大神宮のお祭りであります。いつも楽しみにしている所なので、今年も取材させてもらおうと思います。


テーマ : お祭り&行事
ジャンル : 地域情報

tag : 北海道 神楽 松前神楽 神事 福島町

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 こちらも、地元の人達に支えられ、盛り上がってますね。来月はお祭りですか。 機会が合えば、行ってみたいですね。
プロフィール

及川 修

Author:及川 修
松前神楽は、松前藩主自ら祭主となり、藩の城内神事として行われ始めたのは1674年から明治の廃藩置県まで、神職により御城神楽として隔年に行われた大神事であり、その作法は厳格であります。約350年の歴史を持つ北海道道神事芸能で、比較的に開拓して歴史の浅い北海道では珍しい郷土芸能であります。松前藩主が松前神楽を見て、「よくできてそうろう」とおっしゃったことから、「良き候」とブログタイトルに入れ、松前神楽の魅力や北海道の郷土芸能を紹介しております。渡島・桧山地方では近くの神社で奏上されているので、お祭りの際は誰でも見学可能です。

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