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第11回殿様街道ウォークでの松前神楽奉奏

5月1日(土)に福島町千軒で行なわれた、第11回殿様街道ウォークでのイベントで、行なわれた松前神楽を取材させてもらう。千軒は、そば畑で行なわれる松前神楽の取材でお世話になっていた。昨年は行けなかったが、今年はあらためて取材させてもらった。

千軒の殿様街道ウォークとは、江戸時代、松前から箱館(函館)への街道は27里(108km)あり、蝦夷地の幹線道路で、殿様が頻繁に通ったことから通称「殿様街道」と呼ばれ現在も親しまれている。
 円空・伊能忠敬・松浦武四郎など歴史上の豪華キャストが足跡を残した夢みる道は、箱館戦争で幕府脱走軍総裁榎本武揚の「蝦夷の夢」への道でもあった。土方歳三・伊庭八郎・人見勝太郎の他、幕軍の勇士がこの街道を駆け抜け松前城を目指した激戦の地でもあった。この歴史豊かな7km区間を参加者の方と往時を忍びながら散策し、最後に松前神楽が奉奏されて終了となる歴史ロマンと殿様が勧めて行なった「松前神楽」を鑑賞するイベントである。

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松前神楽が行なわれる「あづま~る」

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あづま~る内では、春の山菜等が販売され、千軒の山の幸を買い求める参加者が買い求めていた。

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わさび、キトビロ等を低価格で販売

松前神楽だけを見に来られた方もいあらっしゃったので、福島の松前神楽の人気を知る。

今回奉奏された松前神楽舞いは、祝詞舞(のりとまい)、福田舞(ふくだまい)、神遊舞(かんあそびまい)、山神(さんじん)、八乙女舞(やおとめまい)、荒馬舞(あらうままい)、十二の手獅子舞・五方(じゅううにのてししまい・ごほう)の7座である。

祝詞舞(のりとまい)、弊帛舞(みてくらまい)、榊舞(さかきまい)ともいう。
その神社の宮司が朝夕玉垣内に参進して、神域を祓い清め、神拝して御幣を奉るという。神職の神明奉仕の姿を表した舞いである。函館と近郊の町で行われる際には、松前神楽奉納となる時、斎主(その神社の宮司)が最初に舞われる舞いである。

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祝詞舞(のりとまい)

福田舞(ふくだまい)、跡祓舞(あとはらいまい)とも云う。跡祓舞(あとはらいまい)は、宵宮祭で獅子舞を行わない神社で、一番最後に行うことから跡祓(あとはらい)とも云う。四方の神々を拝し、祓い清めて干ばつ、暴水、火難の災いを除き、五穀豊穣を祈願する舞いである。

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福田舞(ふくだまい)

神遊舞(かみあそびまい)、天皇遊舞(てんのうあそびまい)ともいう。
二人の武人が弓矢を持ち、四方の悪魔を退散し、正しい心に返す意味の舞で、松前藩の威徳を内外に示し、蝦夷地鎮定、天下泰平を祈願した舞である。この舞は、松前藩主6代矩広(のりひろ)公の作品だと伝えられている。

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神遊舞(かみあそびまい)

山神(さんじん)、山神舞(さんじんまい)
奥山の榊葉を持ち山神を表し、海鳥のしぐさを真似て山神にご覧になってもらい、おなぐさめ申し上げるというもの。

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山神(さんじん)

八乙女舞(やおとめまい)は、女性二人が白衣、 緋袴、 千早を着し、 扇を持って舞う。 松前神楽は本来男性の舞で、 この舞は後代にいたって創造されたものと考えられる。

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八乙女舞(やおとめまい)

荒馬舞(あらうままい)、松前遊(まつまえあそび)、正前遊舞(しょうぜんあそびまい)ともいう。城内神楽の神楽修行の際に、たまたま藩主の機嫌が悪くこれを直さんと考え馬が好きな藩主の為に、馬術の様子を即興的に創り演舞したところ大変喜び、機嫌を直したという。

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荒馬舞(あらうままい)

十二回手が変わるので、十二の手獅子舞と言われる云われている。1年十二ヶ月を形どり、獅子幕も十二反使用するを本格とするのである。
五方とは、東西南北と正中(真ん中)を祓い固め蝦夷鎮定、国土安穏を祈る様を表している。

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上2枚 十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい・ごほう)

声大きく「よーそろー」の掛け声も参加者約50名も集まれば、神楽も盛り上がった。

数年に渡り、各所で松前神楽を見ていると、その土地や風習の違いもわかるし、この神楽を大切にしてきた福島町の人の人柄が見えてきてきたような気がする。

福島町松前神楽保存会には、お世話になりつつ、明日も行なわれる神楽奉奏も取材しようと思う。

テーマ : お祭り&行事
ジャンル : 地域情報

tag : 北海道 松前神楽 福島町 神楽

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始まりましたね

街道ウオークのことは新聞で知りました。参加したかったですね。東屋に人が集うことを合わせた会場ネームでしょうか? 暖かくなり、松前神楽も本格的にスタートしますね。

不名誉.comさん

秋にも「街道ウォーク」ありますので、その時にお知らせしますね。
プロフィール

及川 修

Author:及川 修
松前神楽は、松前藩主自ら祭主となり、藩の城内神事として行われ始めたのは1674年から明治の廃藩置県まで、神職により御城神楽として隔年に行われた大神事であり、その作法は厳格であります。約350年の歴史を持つ北海道道神事芸能で、比較的に開拓して歴史の浅い北海道では珍しい郷土芸能であります。松前藩主が松前神楽を見て、「よくできてそうろう」とおっしゃったことから、「良き候」とブログタイトルに入れ、松前神楽の魅力や北海道の郷土芸能を紹介しております。渡島・桧山地方では近くの神社で奏上されているので、お祭りの際は誰でも見学可能です。

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