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北斗市 上磯八幡宮 春の祈年祭 2010年

毎年行われている、上磯八幡宮の祈年祭の松前神楽のみを 3月15日(月)に取材させてもらった。

神楽が見れる機会があるのは少ないので、貴重なお祭りである。
に行われるお祭りは少なく、行われている神社も少ないと感じられる。以前はあったのだが、無くなったりしているのではないかと思われる。いろいろと聞き込みをしていていても、に行われるお祭り(門払い)を行っている所はあまりないように感じられる。

天候悪化の為に、門払いは途中で戻られたようである。雨雪であれば仕方がないであろう。

午後4時に祈年祭が行われ、鎮釜湯立式から行われた。

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鎮釜湯立式

鎮釜湯立式とは、鎮火祭という火を鎮める神事である。釜でお湯を焚きホムスビノ神とミズハノメノ神をお祭りし、火(霊)を祓い清め、釜に向かい神歌を奏で鎮釜・鎮火を行う。また、湯笹で四方を拝し祓い清め除災招福を修する。また、この笹湯は祓われて外症状を治し、飲んで内症状を良くすると言われております。作物・漁獲量の吉凶を占う神事であり、松前神楽三十三座の中に十二座入っている神事である。

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上・3枚 鎮釜湯立式

この儀式の結果は、前半はまずまずで後半から良くなるということであった。

神楽舞では、榊舞(さかきまい)、福田舞(ふくだまい)、二羽散米舞(にわさごまい)、三番叟(さんばそう)、十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい・ごほう)が行われた。

榊舞(さかきまい)、弊帛舞(みてくらまい)、祝詞舞(のりとまい)ともいう。
その神社の宮司が朝夕玉垣内に参進して、神域を祓い清め、神拝して御幣を奉るという。神職の神明奉仕の姿を表した舞いである。函館と近郊の町で行われる際には、松前神楽奉納となる時、斎主(その神社の宮司)が最初に舞われる舞いである。

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榊舞(さかきまい)

福田舞(ふくだまい)、跡祓舞(あとはらいまい)とも云う。跡祓舞(あとはらいまい)は、宵宮祭で獅子舞を行わない神社で、一番最後に行うことから跡祓(あとはらい)とも云う。四方の神々を拝し、祓い清めて干ばつ、暴水、火難の災いを除き、五穀豊穣を祈願する舞いである。

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福田舞(ふくだまい)

二羽散米舞(にわさごまい)、庭散米とも書き、鳥名子舞(とりなごまい)とも云う。
鶏は天の岩戸開きに暗黒の世より光明の時を告げ、世の始まりに地を踏み固めた瑞鳥であるとされています。雌雄二羽の鳥形の冠を頭に冠し、羽根には雄は瑞雲つまり天を表し、雌は海の波を形どり地を表して、雌雄親しみ和合して、世の中が平和である様を表し、神の恵みの米をまき散らし、千五百秋の瑞穂の国の五穀豊穣を祝う舞いである。

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二羽散米舞(にわさごまい)

三番叟(さんばそう)は、背が低く、顔が黒く、精力絶倫にして健康長寿、正道徳行の翁が、才智多い子孫に恵まれ自身もまた長寿であることを喜び舞う、家門の隆昌、子孫の繁栄を祝福した舞いである。

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三番叟(さんばそう)

十二の手獅子舞・五方(じゅうののてししまい・ごほう)
十二回手が変わるので、十二の手獅子舞と言われる云われている。1年十二ヶ月を形どり、獅子幕も十二反使用するを本格とするのである。五方とは、東西南北と正中(真ん中)を祓い固め蝦夷鎮定、国土安穏を祈る様を表している。

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十二の手獅子舞・五方(じゅうののてししまい・ごほう)

平日ということもあり参詣者はあまり少なかった。あまりこのようなお祭りの存在も知る人も多くはないだろうと思われるが、何年もの間に行われて来た神事である。こういう神事を知ってもらうにも、地元の歴史を知る上では教育の1つだと思われるのだが、宗教の自由ということやらで難しい世の中であるが、元々近所で行われてきた伝統的な行事にもなっているので、宗教というのを抜きにしてももっと学ぶべきものだと思われる。


テーマ : 祭り/イベント
ジャンル : 写真

tag : 北海道 松前神楽 神社 神楽 北斗市 上磯八幡宮

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及川 修

Author:及川 修
松前神楽は、松前藩主自ら祭主となり、藩の城内神事として行われ始めたのは1674年から明治の廃藩置県まで、神職により御城神楽として隔年に行われた大神事であり、その作法は厳格であります。約350年の歴史を持つ北海道道神事芸能で、比較的に開拓して歴史の浅い北海道では珍しい郷土芸能であります。松前藩主が松前神楽を見て、「よくできてそうろう」とおっしゃったことから、「良き候」とブログタイトルに入れ、松前神楽の魅力や北海道の郷土芸能を紹介しております。渡島・桧山地方では近くの神社で奏上されているので、お祭りの際は誰でも見学可能です。

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