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松前町清部地区 招待神楽(しょうたいかぐら)その2

元旦、門払い神事、招待神楽を行い、今年は2日目(1月2日)も招待神楽が行われる。昨年は、招待神楽がなく元旦の神社での奉納だけであったが、今年は昨日の1件と本日の2件を入れて3件の申し込みがあったようである。
ちなみにこの招待神楽は、松前町に及ばず、町外にも出て行く事もあったようである。約100km程離れた、函館まで行ったこともあるようである。呼ばれれば行くということである。来年是非、函館市内のどこかで呼んでみたいという所があれば知らせてもらいたい。函館で行われる招待神楽も見てみたいと思うし、活気が出て、観客もいい正月を迎えたと感じると思われる。

2日目の取材であるが、天候は昨日とあまり変わらない天候で、雪深い北斗市-木古内町-福島町と通り、風の強い松前町に入るとあまり積雪していない。白神岬からこうも変わるものかと思われる程である。

昨日と同じくらいの時刻に到着する。これから招待神楽に向うのだが、神楽道具は行列よりも先に運んでいなければすぐに神楽ができないので、先発の関係者が向う。門払い神事の時よりも短い行列で、呼ばれた家に向う。

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清部八幡神社

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鳥居を出る行列

神社から招待神楽先の家に向う時の行列を携帯の動画で撮ってみた。(YouTubeにアップしました。)




この神社の由来を紹介する。

本村の元名はキオツペと稱し内地より漂泊渡道の人々一団となり砂金採掘に従事していた、350年前の元亀天正の頃本社が創立した。其の後寛保元年2代将軍家斉の頃津波にて殆んど全滅の状態になり漸次内地人の渡来と共に本殿は3尺四方、拝殿は間口2間半奥行3間となる。明治4年9月社殿改築、大正7年11月12日近傍の民家より出火し北西の風強烈で直ちに社殿に延焼し本殿と拝殿、並びに宇賀之魂命を奉祀した稲荷神社明治39年の改築の社殿も焼失する。当時総代人西沢留五郎が65才の老齢なるも、自家の危急を顧みず直ちに社殿に馳せつけ、御神体と刀剣2振を奉持し、火中を逃れ出で、鎮火後恵比須神社へ奉遷した。昭和48年11月6日現在の社殿を建立、前宮司石川佳中、7名にて遷座式を行い、10月9日小学校にて神社新築祝賀会を行った。

北海道神社庁ホームページの中より引用

元旦の招待神楽と座数も同じなので、写真も同じように見えるので省略させてもらい、チョイスして公開したい。

正月から四箇散米舞(しかさごまい)が見られるのは嬉しい。松前の松前神楽保存会でもこの舞いは特別な舞いであり、目出度い時にしか行わない。ここの松前神楽は、神職が行う松前神楽ではなく、青年団のような組織で清部地区の人と周辺の地区で構成されているので、特にかしこまった風習はなく、伝わった神楽舞をほとんど行っている。滅多に見れないも正月から見れるのは嬉しい。

syoutai2010_10.jpg
四箇散米舞(しかさごまい)

この舞いを道化なしに行っているのは、この辺りでは福島大神宮と清部八幡神社だけだろう。
この舞いの時には、少々の道化が入り、観客を湧かせるのがこの舞いの特徴でもあるのだが、函館と周辺の町内の神社行われる、佐々良(ささら)と呼ばれているこの「面足獅子(もたりしし)」は道化が表に出て来すぎて、本来の松前神楽のものとはかけ離れたものとなりつつあり、見ていても呆れてしまう程である。
その場を盛り上げる為に行うらしいが、本来は舞いの巧妙さであったり、神前に捧げるという謙虚な姿勢を舞いに表すというのを見るのが本来の神楽であろうと思われるのが、完全にその場を盛り上げなければならないという、サービス精神で行われているようである。サービス精神も悪いとは言わないが、程々にして神楽舞を素晴らしく見せる方に力を注いで欲しい。
ここは、そのようなくどい道化はないので安心して見られる。

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十二の手獅子舞・面足獅子(じゅうにのてししまい・もたりしし)

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十二の手獅子舞・面足獅子(じゅうにのてししまい・もたりしし)

午前中に2件の招待神楽を行い、神社に還る。降雪は少ないが、風が強かった。

syoutai2010_26.jpg
神社に戻る行列

今年も無事に行われ、いい正月を迎えられた。昨年無かった招待神楽も行われ、目出度いスタートを切れた。
昨年は、この招待神楽がなかった分、福島町白符の白符大神宮も門払いと神楽奉奏されて、今年も行われたようである。そちらにも行きたかったが、昨年招待神楽がなかった分もあり、清部を取材させてもらった。

今年は動画も少し入れ、取材を行っていきたいと思う。少々遠慮気味の記事を書いて来たが、今年から少々変な神楽を見たら写真と動画を入れ、公開していきたいと思う。

テーマ : お祭り&行事
ジャンル : 地域情報

tag : 北海道 松前神楽 清部

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二日目も

出張神楽、面白そうです。今年は3件ですか、昔はもっと多かったのでしょうね。それにしても、鳥居、随分低いですね。

神楽は(=)生物= 生きている 、見せ物でも道具でもない、そんな気がします。
そこに住んでいる人々が無意識に当たり前に、当然の事として、そんな風に行なわれるの好き
と、思っていた。ここはそんな臭い香りがする。勿論ここの人々は大変な苦労をなさって折られるのだろうが、、、、!
ここでは、神楽が必要であり大切なものなのですね!! ここに住む人々にとって。!

傍観者のお気楽なコメント ごめんなさい

傍観者さん
コメントありがとうございます。
確かに、ここではこのような風習は当たり前に行われてきていますね。伝わり方も厳格で、諸先輩の教育が良かったとしか思われないと思われます。どうしても、少子高齢化がそこまで来ていて担い手不足になりながらもこのような伝統行事を行うことの大切さを教えてくれると感じています。
プロフィール

及川 修

Author:及川 修
松前神楽は、松前藩主自ら祭主となり、藩の城内神事として行われ始めたのは1674年から明治の廃藩置県まで、神職により御城神楽として隔年に行われた大神事であり、その作法は厳格であります。約350年の歴史を持つ北海道道神事芸能で、比較的に開拓して歴史の浅い北海道では珍しい郷土芸能であります。松前藩主が松前神楽を見て、「よくできてそうろう」とおっしゃったことから、「良き候」とブログタイトルに入れ、松前神楽の魅力や北海道の郷土芸能を紹介しております。渡島・桧山地方では近くの神社で奏上されているので、お祭りの際は誰でも見学可能です。

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