スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

福島町 福島大神宮 宵宮祭 2009

毎年、取材させてもらっている福島町・福島大神宮の宵宮祭である。
松前町と福島町の関わりの深い所であり、松前神楽にとっても重要な所であるので、いつも取材させてもらっている。

今年から日程が変更になり、以前は宵宮祭14日、渡御15.16日で、16日渡御終了後に本祭を行うのが、今までの日程だった。今年から土日にかかるようにして行われるようだ。渡御には人手がいるし、土日をぶつけることにより、それを維持できるだろうし、四箇散米行列(しかさごぎょうれつ)、奴行列も出やすくなるのではないだろうかと思われる。
今年は、残念ながら四箇散米行列(しかさごぎょうれつ)、奴行列は出ないらしいが、これからは期待できるであろう。

fukusima_yoi09_01.jpg
福島大神宮 拝殿

↓「続き」をクリックすると続きます。

いつもながら、神社の由緒の資料として、北海道神社庁さんから引用です。

創立年代不詳。本州からの渡海者が伊勢皇大神宮の大麻を奉じて「カムイナイ」(アイヌ語)という小沢に鎮座したと伝えられる。天正2年(1574)福島村常磐井家の遠祖常磐井治部大輔藤原武衡再建。更に慶安2年(1649)9月16日村中にて再建。時に3代祠官笹井(常磐井)今宮藤原道治斎主となり、第9代松前藩主松前高広の命により福山神明社より古神鏡を奉遷し遷座祭を斎行。文化4年(1807)社殿焼失し、現在の「鏡山」の地に社殿を遷座。明治9年福島神明社を現社名に変更し、旧郷社に列せられる。

北海道神社庁から引用

宵宮祭で行われた松前神楽は、祝詞舞(のりとまい)、福田舞(ふくだまい)、鈴上げ、荒馬舞(あらうままい)、神遊舞(かみあそびまい)、八乙女舞(やおとめまい)、獅子舞・五方(ししまい・ごほう)が奉納された。

祝詞舞(のりとまい)、弊帛舞(みてくらまい)、榊舞(さかきまい)ともいう。
その神社の宮司が朝夕玉垣内に参進して、神域を祓い清め、神拝して御幣を奉るという。神職の神明奉仕の姿を表した舞いである。函館と近郊の町で行われる際には、松前神楽奉納となる時、斎主(その神社の宮司)が最初に舞われる舞いである。

fukusima_yoi09_03.jpg
祝詞舞(のりとまい)

福田舞(ふくだまい)、跡祓舞(あとはらいまい)とも云う。跡祓舞(あとはらいまい)は、宵宮祭で獅子舞を行わない神社で、一番最後に行うことから跡祓(あとはらい)とも云う。四方の神々を拝し、祓い清めて干ばつ、暴水、火難の災いを除き、五穀豊穣を祈願する舞いである。

fukusima_yoi09_04.jpg
福田舞(ふくだまい)

鈴上げ(すずあげ)、神子舞(みこまい)、乙女舞(おとめまい)とも云う。
天女の天降るさまを舞う神子(みこ)の祝福の舞いである。

fukusima_yoi09_05.jpg
鈴上げ(すずあげ)

荒馬舞(あらうままい)、松前遊(まつまえあそび)、正前遊舞(しょうぜんあそびまい)ともいう。城内神楽の神楽修行の際に、たまたま藩主の機嫌が悪くこれを直さんと考え馬が好きな藩主の為に、馬術の様子を即興的に創り演舞したところ大変喜び、機嫌を直したという。

fukusima_yoi09_06.jpg
荒馬舞(あらうままい)

神遊舞(かみあそびまい)、天皇遊舞(てんのうあそびまい)ともいう。
二人の武人が弓矢を持ち、四方の悪魔を退散し、正しい心に返す意味の舞で、松前藩の威徳を内外に示し、蝦夷地鎮定、天下泰平を祈願した舞である。この舞は、松前藩主6代矩広(のりひろ)公の作品だと伝えられている。

fukusima_yoi09_07.jpg
神遊舞(かみあそびまい)

八乙女舞(やおとめまい)は、女性二人が白衣、 緋袴、 千早を着し、 扇を持って舞う。 松前神楽は本来男性の舞で、 この舞は後代にいたって創造されたものと考えられる。
現在、福島大神宮の例祭やイベントで見ることができるが、4ブロック松前神楽保存会が存在するが、この舞いが行われているのは、福島町松前神楽保存会だけである。

fukusima_yoi09_08.jpg

fukusima_yoi09_02.jpg
上2枚・八乙女舞(やおとめまい)

十二回手が変わるので、十二の手獅子舞と言われる云われている。1年十二ヶ月を形どり、獅子幕も十二反使用するを本格とするのである。五方とは、東西南北と正中(真ん中)を祓い固め蝦夷鎮定、国土安穏を祈る様を表している。

fukusima_yoi09_09.jpg
十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい・ごほう)

いつも安心して見られる、福島の松前神楽である。日程は変わったが、明日からは渡御となり、町中を練り歩く。福島の町は1年振りで歩くので楽しみだ。流石に連続的に行われる取材に疲れが出ている事は確かである。

テーマ : 祭り/イベント
ジャンル : 写真

tag : 北海道 松前神楽 福島町 四箇散米 行列 宵宮祭 八乙女舞

コメントの投稿

非公開コメント

お疲れ様

先日、同行させてもらいましたが、その前から多く取材で動き回っていますね。そろそろ、疲労がピークでは?
プロフィール

及川 修

Author:及川 修
松前神楽は、松前藩主自ら祭主となり、藩の城内神事として行われ始めたのは1674年から明治の廃藩置県まで、神職により御城神楽として隔年に行われた大神事であり、その作法は厳格であります。約350年の歴史を持つ北海道道神事芸能で、比較的に開拓して歴史の浅い北海道では珍しい郷土芸能であります。松前藩主が松前神楽を見て、「よくできてそうろう」とおっしゃったことから、「良き候」とブログタイトルに入れ、松前神楽の魅力や北海道の郷土芸能を紹介しております。渡島・桧山地方では近くの神社で奏上されているので、お祭りの際は誰でも見学可能です。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カテゴリー
最近の記事
月別アーカイブ
最近のコメント
最近のトラックバック
RSSフィード
カウンター

リンク
スポンサー
ブログ内検索
コマーシャル
コマーシャル2
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。