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鹿部町 鹿部稲荷神社宵宮祭

七夕に行われる鹿部稲荷神社の宵宮祭。
函館をはじめとする周辺では、子供が夕方から各家を訪れ、「七夕のわらべ唄」的なうたをうたいロウソクをもらいに行くという風習があるが、鹿部町ではそのような風習が行われていなかったようだ。
昔、函館でもねぶたが作られたらしく、制作は大人の仕事で、ねぶたの中で使うロウソクを集める仕事は子供が行なっていてその風習がいまだ残っている。今は、ロウソクをあげる家はほとんど無くなり、お菓子をあげているのが現実。道南版ハロウィンになりつつある。

宵宮祭では、いつも通りに松前神楽の奉納が行われた。
5座行われ、榊舞、福田舞、鈴上げ、利生舞、獅子舞(五方舞)である。

神楽がはじまる前に行われる神事である。舞は行われず神歌と太鼓・笛・手拍子で行われる。行われる所も行われない所もある。
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榊舞(祝詞舞ともいう)

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松前神楽の取材は足掛け5年目になり、函館周辺地域で未だに松前神楽を見たことがないという方に会う機会が多い。確かに私も6年前までは、松前神楽の存在は知っていたが、見た事がなかった。お祭りの際に、どうしても心に残るのは、「屋台」や「お神輿行列」というイメージであるが、神社本殿では何が行われているかというところまで知る人は、氏子さんや神社関係者程度であると思われる。もっと多くの地元の人に「松前神楽」を鑑賞してほしい。

福田舞は、宵宮祭、例大祭でも見れる舞である。
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福田舞

鈴上げは、少女の舞である。女性らしい優雅で、天女が天降る様を表現しているおごそかな舞である。場所によっては、子供が舞う所もある。
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鈴上げ(巫女舞、乙女舞ともいう)

宵宮祭だけに行われる「利生舞」である。二羽散米(にわさご)舞の簡略した舞いなので、基本は、二羽散米舞である。
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利生舞

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獅子舞

宵宮祭終了後、直会(なおらい)に誘われ、氏子さん達と会食した。昔は、神輿は海に入ったいたらしく今は見ることが出来ない。神輿を新調したときに無くなったらしい。ダイミックだっただろうと思われる。
鹿部稲荷神社の氏子の皆様、神社関係者、ごちそうさまでした。この場をかりて感謝申し上げます。

サミットが洞爺湖周辺で行われているが、北海道らしさをアピールしているが、北海道の伝統や文化を伝えることがもっとできないものだろうか?
先住民族であるアイヌ民族のことをもう少し伝えてもいいのでは?と思われる。と同時に、この「松前神楽」も言わば、北海道では立派にアピールできる素材なのではないだろうか?と感じる。首脳陣に、よさこいソーランのダイナミックな踊りも結構だが、日本的おごそかな神楽を見てもらう方が、「日本」をアピールするいい手段だったのではないだろうか?

テーマ : 写真家の仕事
ジャンル : 写真

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プロフィール

及川 修

Author:及川 修
松前神楽は、松前藩主自ら祭主となり、藩の城内神事として行われ始めたのは1674年から明治の廃藩置県まで、神職により御城神楽として隔年に行われた大神事であり、その作法は厳格であります。約350年の歴史を持つ北海道道神事芸能で、比較的に開拓して歴史の浅い北海道では珍しい郷土芸能であります。松前藩主が松前神楽を見て、「よくできてそうろう」とおっしゃったことから、「良き候」とブログタイトルに入れ、松前神楽の魅力や北海道の郷土芸能を紹介しております。渡島・桧山地方では近くの神社で奏上されているので、お祭りの際は誰でも見学可能です。

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