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松ノ脇神楽巡演記「お神楽初恋巡演記」

東北・岩手県の北の町、軽米町にあった「松ノ脇神楽」の門打ち(北海道でいう、門払い)の巡業を記した貴重な本を紹介したい。(門払いとは、笛・太鼓を奏でながら各家の前を回ること。お祭りの行列の縮小版というか、簡易的な行列で各家を回る神事である。)

松前神楽は、東北の神楽の影響を受けているのを聞いたこともあり、この本を購入して見てみた。

タイトルから見ても、神楽の巡業のことを書いている。幼いとき神楽を見て「神楽は面白いもの」と思い、神楽師の門を叩き、巡業の年に参加している。
各地区を旅をしている様が、見えて昭和22.23年の1月、2月の巡業での出来事を本にしている。
ほのぼのとした文章で、神楽を行ったことのある方や、神楽に興味がある方にとっては、思い当たることもあるだろうと思われる。巡業先の娘さんとの淡い恋心もあり、青春の神楽日誌である。

定価1,000円(税込み) ツーワンライフ出版

盛岡市内のさわや書店、東山堂、ジュンク堂書店で扱われている。
ネット販売:アマゾン・セブンアンドアイ・楽天ブックス・JBooK・Yahooブックス・TSUTAYAオンラインショップ・LivedoorBooks・紀伊国屋書店・ 丸善で取り扱っている。

購入は、吉岡一男さんまでメールを メールは juriya@beige.plala.or.jp まで

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お神楽初恋巡演記お神楽初恋巡演記
(2009/11)
吉岡 義三

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テーマ : 岩手県
ジャンル : 地域情報

tag : 岩手県 松ノ脇神楽

松前神楽の歴史 「名称」

松前神楽については、諸説あり様々である。
今までここで紹介できなかったのは、「謎」な所があり、調べるにも資料もなければ、知っている方も少ないという現状からのスタートだった。(未だに、不明な所もあるが・・・)でもこの数年、神社に赴き取材を重ねていくと、諸説の存在が浮かび上がってきた。

「松前神楽」の起源とするところに資料が少なく、残っている資料もないというのが状況である。資料があっても確証するために、また別の関連した資料と照らし合せていく作業が必要であるが、記録自体少ないようである。

今回は、「松前神楽」という名称について書いていきたい。

「松前神楽」と言う名前が出始めたのは、文化三年(1806年)に徳川幕府の監察に際し、監察史・遠山金四郎景晋(とうやまきんしろうかげちか)(遠山金四郎景元、通称遠山の金さんの父親)の下問につき差し出した答書に初めて登場した。(佐々木一貫(ささきかずつら)の記したもの)

これ以降、「松前神楽」という名前を使うようになったようである。それ以前は、「春神楽」とか「鰊神楽」「七社神楽」とかで言われたようである。通称「神楽」であって、鰊豊漁祈願であれば、「鰊神楽」と呼んだりしただろうと思われる。城下七社は、(神明宮、八幡宮、馬形社、熊野宮、羽黒社、朝間社、稲荷社)の神々を迎え、その七社家が共同で奏したお神楽である。

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神遊舞 2006年 鹿部稲荷神社

tag : 北海道 神事芸能 神楽 神事 松前神楽

今年の神楽の感想

今年も例祭を取材させてもらいました。快く取材させてもらい、各神社関係者にはお世話になり、感謝であります。

今年は北限の松前神楽の取材をし、小樽方面も少しだけ取材させてもらいました。
後志方面の松前神楽を見てもやはり、「松前神楽」であって基礎は同じであり、少し楽や舞い方が異なるというだけで、進化し続けていると感じられました。
各保存会がいかに存続させるか、継続させるかが、問題されているところも少ないと感じられた。「まず神事ありきの神楽であること」という基本を見つめて、どうするのかというを考えさせられた。
神楽舞については、神職の舞うよりも、楽人の方が厳格な神楽舞を披露していたと感じられた。

勝手に良かった所をあげると、以下の所が印象に残った。あくまでも私自身が良かったと思われる所なので、参考までに。

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福島町 かがり火コンサート 2009年にて

2009best01.jpg
小平町 鬼鹿厳島神社渡御祭 2009年にて

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上ノ国町 上ノ国八幡神社 還御祭 2009年にて

その他気になった事は、とある地域で神楽で行われる行き過ぎた「道化」は、まだ残っていると思われる。
もうくだらない「道化」は、止めて欲しい。あくまでも見ている側の意見であります。この意見をどう繁栄されるかどうかは、担い手の心で決まる事である。「道化」よりもしっかりした舞いを見たいと、思い続けている人は少なくないと思われる。北海道の誇れる神事芸能をやって欲しいと思うからだ。
来年を期待している。

tag : 北海道 松前神楽 神楽 神事

プロフィール

及川 修

Author:及川 修
松前神楽は、松前藩主自ら祭主となり、藩の城内神事として行われ始めたのは1674年から明治の廃藩置県まで、神職により御城神楽として隔年に行われた大神事であり、その作法は厳格であります。約350年の歴史を持つ北海道道神事芸能で、比較的に開拓して歴史の浅い北海道では珍しい郷土芸能であります。松前藩主が松前神楽を見て、「よくできてそうろう」とおっしゃったことから、「良き候」とブログタイトルに入れ、松前神楽の魅力や北海道の郷土芸能を紹介しております。渡島・桧山地方では近くの神社で奏上されているので、お祭りの際は誰でも見学可能です。

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